感想
世界的なアウトドアブランド「パタゴニア」の、創業者イヴォン・シュイナード氏による自身の自叙伝と会社沿革、地球環境について何をすべきかなどをまとめた本書。
結構な長編(416p)でしたが、素敵な写真もたくさんあって興味深く読むことができました。
この本を読む前の想像は、穏やかな海沿いにパタゴニアという会社を作って、自由にサーフィンしてフランクなビジネスをしてる会社の紹介かなと、勝手に思っていたら全然違っていた。。
自身が得意とするアウトドア(グッズ)を通じて「真剣に地球環境のことを考え寄付や環境保護活動を行い、製品が無駄にならないよう世界最高の物を作ろうと努力してる会社」でした。
自社製品でさえ、地球にとっては害だから「Don’t Buy This Jacket(このジャケットを買わないで)」と宣伝するのは痺れます。
現代は「物の消費が多すぎる」ということ。
パタゴニアのファンにならざるを得ない。
2006年購入のパタゴニアのダウンジャケットは今でも現役です。(高かった)
内容(「BOOK」データベースより)
最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。ビジネス界の常識にとらわれない、時代の先を行くパタゴニアは何を考え、行動してきたか。
2005年に上梓された著書、Let My People Go Surfingは、これからの時代を示す経営書として日本でもファンが多い。それから10年、責任ある企業としての地位を確立するまでの歩みを含め、大幅に加筆修正された。
著者
イヴォン・シュイナード
サーファー、カヤッカー、鷹匠、クライマー、フライフィッシャーマン兼鍛冶屋。
パタゴニアといえば、アウトドアブランドとして有名であり、地球環境問題に対する取り組みで知られる。創業者イヴォン・シュイナードは、自身も登山やフィッシングを楽しむアウトドア人にして、強い哲学をもつ人物として慕われている。
それでは(*’ω’*)
コメント