こんにちは、さくです。
のんびり散歩感覚で自転車に乗ることを「ポタリング」というそうです。
コロナ期間で外出できないこともあって、家族4人で近所をポタリングをしてみると思いのほか楽しかったんです。
その時わが家にある自転車(ママチャリとMTB)は古くなっていて、子供用も小さくなってきていたので新しい自転車の購入を考えました。
次はスポーツタイプの自転車にしようかなと調べてみると、種類やら、メーカーやら、機能やら、サイズやら、パーツやらよくわからないことだらけ。
しかもコロナ禍による世界的な自転車需要でパーツがないことから、気になる自転車の現物が見れなくイメージがしにくい状況でした。
一からいろいろ調べて、最終的にブリジストンのクロスバイクANCHOR RL1を購入した経緯をまとめようと思います。
ご参考になれば幸いです。
使用目的・予算
まずは使用する用途と予算で方向性を考えます。
さくの目的は、
- 自転車で遠くまで行ってみたい
- 予算が5万円くらいのを夫婦で1台ずつ
- 子供が大きくなっても乗れるサイズ
- 通勤通学には使用せず、家族でサイクリング
ママチャリではサイクリングには不向きで、ロードバイクは予算オーバー。それでも長距離走ってみたいから必然的にクロスバイクとなって、その中でもある程度の走行能力が高いものを候補としました。
自転車の種類と相場
ある程度しっかりした作りを期待する価格帯。パーツがメーカー品だったり、車体が軽量だったりします。
- ママチャリ・・・1.5万円〜 (BAAマーク)
- クロスバイク・・・5万円〜 (自転車メーカー品)
- ロードバイク・・・10万円〜 (自転車メーカー品)
自転車のサイズ
スポーツバイクにサイズが有るのを知らなかったんですが、言われてみると身長差でフレームサイズが違って当然ですね。
- S・・・150〜165cm
- M・・・160〜175cm
- L・・・170〜185cm
メーカーによって違うのでおよその数字です。
妻すみれは153cmなので迷うことなくSサイズ。さくの場合は、身長177cmでMとLのどちらかです。
実物がなく乗り比べられないので、トップチューブ長などカタログの数値を見ながら悩んだのですが、大きい方に合わせると「ハンドルが遠くなるぶん疲れる」との情報を見たので、多少超えているけどMにしました。
今後子供が乗るときにも、Lは大きすぎるかもといった計算も含めて。
結果的にハンドルとシートの位置がMで良いくらいだったのでホッと一安心。
ブレーキの種類
ブレーキは、「ホイールを消しゴムのようなもので挟んで止めるタイプ」しか知らなかったんですが種類があります。
Vブレーキ
ホイールを消しゴムのようなもので挟んで止める一般的なタイプ。安価でも問題なく止まる。ただし雨や汚れに弱い。メンテナンスは自分でできる。
ディスクブレーキ(機械式)
バイクのようにディスクでホイールを挟み止める。雨に強く能力が高いが、Vブレーキよりおよそ¥3,000高価なのとメンテナンスが自分では難しい。基本ノーメンテナンスでOKだけど、年1回のチェックをお店に任せたい。
ディスクブレーキ(油圧式)
バイクのようにディスクでホイールを挟み止める。雨に強く一番能力が高いが、Vブレーキよりおよそ¥5,000高価なのとメンテナンスが自分では極めて難しい。基本ノーメンテナンスでOKだけど、年1回のチェックをお店に任せたい。
油圧式でお店から聞いたメモ
- 油圧は自転車を逆さまするのはダメと聞いたけど、数日逆さまにしても問題ないらしい
- フロントタイヤを外した時はキャップを差す、誤ってブレーキを握ってしまうと直すのが大変
- オイルの交換は3年〜とかでも大丈夫、工賃は¥2,000+オイル代、それよりもパッドに注意
クロスバイクとロードバイクで悩む
クロスバイクが楽しい!となってすぐにロードバイクが欲しくなるなら、初めからロードバイクにしていたほうがよくね?という自問自答がリフレインしていました。
しかし1台の値段が倍以上するので、自分の指針の1つにしている「まずは安く始めて熟練したらいいのを買う」に従ってクロスバイクに絞りました。お金に余裕があれば初っ端ロードバイクでもOKだと思います。できるなら試乗した方がいい。クロスバイクはスポーツデポ岡山伊島店でNESTO LIMIT2を試乗させていただきました。
- 最速で目的地に到着したいならロードバイク
- 額に汗かいて長距離走りたいならロードバイク
- パーツが高い分、盗難リスクが高いのはロードバイク
- レースに出るならロードバイク
- 景色を眺めながら走るなら、体勢が楽なクロスバイク
- 安価なのはクロスバイク
などが判断基準のようです。
一部フラットハンドルからドロップハンドルに換装できるモデル(RL3FLAT)もあるようですが、費用はかかります。
クロスバイクの候補
クロスバイクがロードバイクより安いといっても失敗はしたくない。
大切に長く乗り続けるために、パーツにシマノ製が多い車種を選ぶようにしました。
車体は軽い方がいいらしい。熟練者は数グラムを削る場合も。ディスクブレーキは重くなります。
1.BRIDZGESTONE ANCHOR RL1 ¥66,000込、油圧式Disk、11.5kg
パーツがほぼシマノ。タイヤやフレームはブリヂストン。3年間盗難補償やライト、ベル、リフレクター、ワイヤー錠、スタンドを標準装備。ただスポーツバイクANCHORブランドの認知度は低め→東京五輪2020 自転車 銀メダルの梶原悠未さんはBRIDGESTONE車
2.GIOS MISTRAL ¥56,100込、10.8Kg
パーツがほぼシマノ。チェーンガード、スタンドなし。イタリアのメーカー。デザイン素敵。
3.RAIL ACTIVE ¥57,200込、9.9kg
ブレーキレバーがTEKTRO、ハブがP&P COMPONENTSは自社ブランド。フラットペダル、ライト、スタンド、ベル、リフレクター標準装備。KhodaaBloom(コーダーブルーム)は日本のメーカー。ホダカ株式会社。
4.NESTO LIMIT2 ¥55,000込、9.9kg
ブレーキレバーがTEKTRO、BBセット・ハブが他メーカー。メーカー名を出さないのは出したくないから? ライト、ベル、リフレクター、スタンド、バルブアダプター標準装備。NESTOは日本のメーカー。ホダカ株式会社。
有名どころ
5.GIANT ESCAPE R3 ¥57,200込、10.7Kg
ディレイラー、シフター、ブレーキレバー、ギアのみがシマノ。台湾のメーカー。
6.TREK FX 1Disc ¥63,800込、機械式Disk、L – 12.9kg
ディレイラー、シフターのみがシマノ。アメリカのメーカー。
お店の位置も重要です。パーツやデザインにこだわるよりも、無料メンテナンスやイベントなど近い方がメリットが多い場合があります。
ANCHOR RL1購入の決め手
- パーツがほぼフルシマノで、付属品も多く3年盗難補償もある
- タイヤが32Cとちょっと太め
- シンプルで良い
- ちょうどお店に希望サイズの色が入荷予定だった
当初はGIOS MISTRALを第一候補にしていましたが、どこにも在庫がなく現車が見れない。スタンドもチェーンガードも必要だしと悩んでいたところ、RL1を見かけて気に入ったうえ2台だから割引があったことからANCHOR RL1にしました。
購入後は大満足で毎日のように乗っています。他車でも満足していたとは思うけど。
ブリジストンのクロスバイク ANCHOR RL1 ALTUSモデル(油圧)を購入後1ヶ月乗ってみた感想
お尻が痛くなったけど往復40kmは夫婦で行けました。子供と4人だと往復10kmぐらいが楽しく行けた距離です。
ロードバイクの候補
今後の参考に調べたところ、BRIDGESTONEの通常ロードバイクだと、
RL3 DROP CLARIS MODEL ¥84,000
RL6 SORA MODEL ¥125,000
RL6D SORA MODEL ¥148,500 あたりが最初の候補でしょうか。乗ってみたいなあ。
通常のロードバイクもいいけど、「グラベルロードバイク」が楽し面白そう。山道行ってみたい。
「グラベルロードバイク」は”ダートも走れる”ロードバイクのようで、似たような「シクロクロス」は、”ダートをレースする”ロードバイクといった位置づけのようです。
ロードバイクに32Cのタイヤでラフな路面も安定して走れるし、ハンドルも広くクロスバイクに近い乗り心地。クロスバイクよりは速いとは言っても、ロードバイクほど速くはない。¥150,000くらいする。シマノGRX装備車が良いらしい。
KING GAVEL(GRX)¥173,800
FEATHER CX+ ¥118,000 など。
おすすめのアクセサリー
ライト、グリップ、手袋、ヘルメット、チェーンロック、バッグ、ディレイラーガード、ボトルホルダー、ポンプなどなど。
必須な物も含めこれらは結構な出費となりました。。確かにあると便利だけど(・_・;)
初めてのクロスバイクRL1を購入していろいろ揃えたアクセサリーグッズをまとめてみる
必要の場合はスタンド、チェーンガードなども。
保管管理、お店との付き合い
自転車に雨はやはり天敵のようです。濡れた際は拭いた方が良い。汚れや盗難の可能性も含め室内管理が望ましい。室内壁掛けにしている方も多いみたい。
当初はネットで安価に購入するのもアリかなと思っていました。古い自転車のタイヤ交換も自力でしたし、メンテナンスもなんとかなるだろうと。しかし購入した自転車を見てみると結構精密!いろんな工具がいるし、タイヤやハンドルの固定一つとっても調整がシビアそう。。
店舗での購入の際に丁寧に説明していただいて、基本的な空気の入れ方、ギアの操作、シートの高さ、日頃のメンテナンスやイベントなど、為になる話をたくさん聞けました。
ギアは1の8、3の1はチェーンがフレームに当たってしまうから避けるとか注意点なども聞けたので、できれば最初はお店のほうが安心だと思います。(他店購入だと見てくれないところもあるとか無いとか‥)
走行の記録
サイクルコンピューター(サイコン)なるもので、速度や距離を計測するのが一般的なようです。
アプリもあります。STRAVA
たくさんアプリの種類があったんですが、このSTRAVAは無料で素晴らしい内容でした。
個人的にはルート、距離、速度、時間が記録できればと思っていたので、完全に一致する内容でしかも無料でありがたく使用させていただいています。
サイクリングの効能
自転車ダイエットは自転車1つですぐに始められ、ウォーキング以上の運動効果が期待できダイエットにもなります。
自転車の消費カロリーを計算! 今すぐできる効率的な自転車ダイエット(パナソニックのサイト)
=以下抜粋=
手軽に始められる
自転車ダイエットは、今持っている自転車を使うことですぐに始められる手軽さが一番の魅力です。ダイエット効果に多少の差はありますが、ママチャリからロードバイク、電動アシスト自転車までどんな自転車でも可能です。
経済的
自転車を既に持っている場合は、新たな投資が不要です。また、通勤のバスや電車を自転車通勤に変えれば、その分の交通費が浮くのでとても経済的です。
移動時間に行うことができる
「ダイエットをしたいけれど、なかなか運動する時間が取れない」という人も多いかもしれません。通勤時間や移動時間を利用した自転車ダイエットだと、わざわざ運動のための時間を確保する必要がないので、無理なく継続することができます。
膝や足首への負担が少ない
自転車はウォーキングやジョギングなどに比べて、膝や足首にかかる負担が少なく、膝や足首を傷めにくい運動です。そのため、高齢の方も無理なく続けることが可能です。
疲れにくいので長時間続けやすい
同じ距離を移動するのに、歩くのと自転車では疲れやすさがずいぶん違いますよね?自転車は他の運動に比べて疲れにくいので、無理なく長時間継続することが可能です。
下半身の筋肉を使うので痩せやすい
自転車では主に下半身の筋肉を使います。全身の筋肉の約70%を占める下半身の筋肉は、持久力が高く長時間運動が可能で、下半身の筋肉を効率よく使う自転車はダイエットに適しています。
まとめ
- 安価にスポーツバイクを始めるならクロスバイクで5万〜
- 速く走りたい、汗をかきたいならロードバイクで10万〜
- 試乗はできればしたほうが良い
- サイズはしっかり合わせよう
- 雨の日にも乗るならディスクブレーキがおすすめ
- パーツやデザインも重要だけど、お店が近い(自転車で行ける)のも大切
良い自転車ライフを!
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