こんにちは、さくです。
いわゆる田舎に住んでいるのですが、このあたりの地域は農家の方が多く調整区域のため、枝などの野焼きが認められています。
- 農業、林業または漁業を営むためにやむをえないものとして行われる廃棄物の焼却
[例]稲わら、もみがら、伐採した枝などの焼却
我が家にも畑があり雑草や枝木が多く出るのですが、ゴミで出すのは困難な量なので庭で焼いています。
初代の古くなった「ドラム缶焼却炉」が限界を超えて崩れてしまったので、新型を導入することにしました。
ドラム缶の調達から、いかに安価に作成できるかの記録です。
※注意点として、金属加工にはかなり大きな音がします。
ドラム缶改造の構想を練る
ドラム缶の真ん中あたりに、「枯れ木や枝を乗せて焼く網の部分」が要ります。
「通気口兼、灰の取り出し口」が要ります。
当初はドラム缶を真っ二つに切断して、網をはさんでと考えました。
ただ、耐久性と安価に最小限の改造で〜と考えたとき、もっと効率の良い方法があるんじゃないかと考えを巡らせました。
最終的に、「1cmほどの穴を開けて鉄筋を切って通して網を置く」というのが一番安価で耐久性が高く、効率が良いと考えました。
うまくいけばいいなと(*´∀`*)
ドラム缶はジモティーで購入
金属関係の事業なのかなと思われる方から購入しました。たぶん200L。
およそ2,000円で購入して、取り外し可能のフタ付きです。
ドラム缶に穴を開けたい
まずはドラム缶に穴を開けられるかどうか。
「電動ドライバー」で開けられるだろう、という見切り発車。
手元にあった「木工用ドリル」の10.5cmを試してみました。
ドラム缶って薄いからいけるんじゃないかなって。
結果、全く歯が立たず。。もちろんやめた方がいいです。
Amazonで探すと安価に「鉄鋼用ドリル」がありました。
安価なのに「SK11」とな。
20秒ほどで期待通りの穴を開けることができました。
鉄筋を切る
鉄筋もドラム缶も「ディスクグラインダー」で切れると聞いたので、実家のお義父さんに借りて試してみる。
おおー!鉄筋が切れた!
切ったというより、削ったという方が感覚的に近いかな。
グラインダーの刃は、ホムセンで5枚入500円くらいと安価のようです。(安いやつは)
鉄筋は、「ドラム缶を貫通して少し余るくらいの長さ」に切りました。
タテ3本+ヨコ3本で、高さを少しずらして配置。
ドラム缶の内側の直径は約57cm。2mの鉄筋を2本購入で過不足なくちょうどいい長さでした。
ドラム缶を切る
ドラム缶の下部に、「灰の取り出し口兼・通気口を切って開ける」必要があります。
ドラム缶を寝かせて、鉄筋を切るのと同じ要領でグラインダーでギーンと切っていくことができました。
切り取った後のバリも、おおまかにグラインダーで削ります。
グラインダーの使用のコツは、弾かれないようにしっかり握ること、火花に注意すること。
そして完成へ
鉄筋を通して、そこに古くなっていた網を適当に切って置きました。
通気口として灰の取り出し口のほかに、1cmの穴を複数箇所開ける。
ブロックに乗せて(後日)完成です!
試し焼き
まとめと感想
いい感じの「ドラム缶焼却炉」を、安価に作成することができました(*´∀`*)
ドラム缶¥2,000、鉄筋2本で¥850、鉄鋼用ドリル¥550、網を考えると合計約¥4,000ほどでしょうか。
構想が期待通りうまくいって嬉しい☆
たまたまフタ付きのドラム缶だったので、使用していないときはフタを置いて雨除けにしています。
何らかの参考になれば幸いです。
それでは(*´꒳`*)
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