長男は生まれつきとても肌が弱く、色も白いことからか肌のトラブルが絶えませんでした。
通年に渡って朝晩の保湿、弱いステロイドが入った混合塗り薬を欠かすことができません。
評判の良い皮膚科があると聞けば通い、肌と合う皮膚科を探して転々としていた時期もありました。
現在では相性の良い皮膚科と巡り合い、『乾燥性皮膚炎』と診断され、適切な処置を受けることでかなり安定してきました。
これまで
『乳児特有の一時的な湿疹です』から始まり、
『アトピー性皮膚炎です』とステロイドを処方され、
たくさんの種類の薬を何個も出され、
体の場所によって塗り薬を変えることが、薬を塗られる幼い長男にも、薬を使い分ける私にもストレスとなっていました。
着る服の素材、食べるもの、飲むもの、体質改善を求められることもありました。
特に乳児・幼児期は眠たいときや、着替えのときに痒みが出るようで搔きむしるので、
いつも上まぶた、耳の付け根、肘膝の裏、首まわりが出血したり、ジュクジュクしていました。
乾燥性皮膚炎
乾燥性皮膚炎ときちんと診断されたのは、現在の皮膚科に通院してからのことです。
朝晩のアレロック錠剤を服用、全身に保湿が基本で、酷い所だけ顔はロコイド軟膏、
体は混合塗り薬という治療に変わりました。
とにかく「掻くということが肌には一番よくないので、いかに体質に合う薬で症状を和らげてあげられるか」が、きれいな肌を保てるかの鍵なんだそうです。
そして先生は、アトピー性皮膚炎ではなく乾燥性皮膚炎であることと、
「思春期の頃までにはかなり改善していくこと」
「成長にするにつれて肌も強くなっていくこと」
「中学生くらいにはスキンケアが一気に楽になります!」
と励ましてくれました。
励ましでもいい、とても救われた気持ちになったことをよく覚えています。
現在では
6年生になった長男ですが、ずいぶんと肌も強くなり、湿疹も冬場以外はほとんどないくらい状態が改善されました。
年中保湿がいるのは現在でも継続中で、夏場に日焼けで発疹が出たりしますが、掻きむしって辛そうということはほぼなくなりました。
あの新米ママで苦悩していた日の私に、
「ずっと永遠とは続かないよ!」
「あの時ちゃんと肌を大切にしててよかったって日がくるよ!」
と言ってあげたい気持ちです。
少しでも同じ用に悩む方の参考になれば幸いです。
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